2015年2月7日(日本時間2月8日)にマーシャル・ローゼンバーグ博士がこの世を去ってから10年。ちょうどその日、NVCの自主ワークをするために仲間たちと集まっていたときに、その訃報が駆け巡った。一瞬にしてその場は哀悼に包まれ、まだNVCを学び始めて数年の私は、まわりの落胆ぶりに戸惑いを隠せなかったことを今でも思い出す。そして、マーシャルが遺したレガシーを辿る旅を今でも続けている。それは、自分自身の中心軸を整えてゆくような道のりでもあり、決して容易く歩ける道ではないのだけど、マイルストーンを打ってお祝い、エッジに出会って嘆き、一歩一歩踏みしめながら、自分の痛みと向き合い受け入れていくプロセス。非暴力であることの難しさを受け入れるからこそ、常にいのちを大切に想うその存在の根源に立ち返る。平和な世界を修養を通して自らの内に育んでゆくために。